桔梗柄の紬の付下げ　正絹　季節の柄行き

季節が前後しますがこちらは袷のお着物です。
桔梗のみの柄ですから、いまのような5月の肌寒い日にぴったりです。
何度かこのまま着られたのち単衣へ仕立て替えても良いのではないでしょうか。(単衣でしたら春秋とも使えると思います)
サイズが出れば単衣で着たいと考えていましたが裄が出ませんので、このサイズで着ていただける方とご縁があれば嬉しいです。



ところどころ節の見える味わいのある紬の生地を使い、
ピンク味のあるベージュに染めた上から薄い墨色のような色を斑に掛けたような地です。
お写真2-7枚目は全体的に暗めに(コントラストが強めに)写っているようにおもいます。
実際に目で見ますと、お写真15枚目のように靄のような霞のような、さりげない陰影をつけたような斑です。

落ち着いた雰囲気の地に桔梗の色合いもシックにまとまり、その中で白の花の中心には赤の差し色も効いていて、センス良くまとまっています。


もともと祖母が誂え未使用で置いていたものに母が手を入れ、1-2度着ていると思います。
着用後は都度すぐにお手入れに出しており綺麗な状態です。
袖を直したのか躾がついたままでした。

もともとのお着物はそれなりに前のものなので胴裏が若干黄ばんできているような気もします。あくまで生地の経年変化のうっすらとした黄ばみでシミなどは見当たりません。(お写真13枚目)
また、14枚目のように八掛の一部に印付けのあたりが見えます。
どちらももちろん着用にはさわりませんがご承知おきください。



サイズ
着丈(肩から)約165.5cm
裄丈　約66.5cm
袖丈　約49cm
前幅　約25.5cm
後幅　約30cm



細かな点が気になる方やご不安な方はご購入をお控えください。
トラブル防止のため返品はできません。
その点ご了承いただけます方のみご検討くださいませ。

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